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藤田流儀

任せられる仕事が
増えるほど、
妥協しない心が育つ。

営業部門 N・I

希望して配属された積算の仕事。想像に反して、苦しい時期が続いた。図面を見てもまったくイメージができない。そもそも施工方法がわからず途方にくれたこともあった。自分が算出した金額の大きさはそのままプレッシャーとなって跳ね返ってきた。お客様が本当に求めているものは何か。どうしたら実際にカタチにできるか。不安をかき消すように、粘り強く考え続けた。できないことがあっても、行動でカバーする。着実に経験を積んでいった。

はじめは1社の見積で苦しんでいた。今ではようやく、3〜4社同時に任せてもらえるようになった。担当する案件が増えた今、より妥協しない心が芽生えた。自分が算出し、導き出した数字や金額に根拠と責任を持つ。すべての数字に裏付けをもって語る。なにを聞かれてもしっかりロジカルに返せる準備をする。積算の仕事で一番心が動くのは、担当した案件が実際にオープンしたとき。多くの人が店舗に入っていくのを遠目に見ながら、力を注いだことが報われる感覚。自分の役割をまっとうできたと感じる瞬間だ。スピーディーかつ質の高い仕事をするためには、まだ力をつけなきゃいけない。その先には、より大きな仕事が待っている。

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