社内では、初めてに近い産休・育休制度の活用。今まで積み重ねてきた経験やスキルをさらに伸ばしたい。藤田建装でまた働きたい。その想いから、子育てをしながら働くという選択肢を選んだ。前例のない不安があったが、手探りながらも体制を整えていった。保育園の送り迎えのための時短勤務、急な休みの際のバックアップなど周囲の協力を得ながら、仕事との両立に力を注いでいる。ひとりで仕事をしているのではない。みんなに支えられているから仕事ができるのだと実感した。
復帰後に感じたのは視点の変化。「母」としての目が備わった。これまでも仕事で子ども連れの方を考えての配慮や、安全性を考えた工夫はおこなっていた。それでも、今振り返ると完全には理解できていなかった。今は「自分の子どもがここにいたら」と自然に考えることができる。大変だった出産や子育ての経験が、仕事でも大きな力になると感じた。これからもさまざまな経験を糧にして、営業部門として成長していきたい。年齢を重ねても、立場が変わっても周りに感謝することを忘れずに働くことが、より働きやすい環境につながると思うから。