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藤田流儀

グローバル化を
目指すのではない。
当然のように
世界と仕事をする。

海外資材部門 N・T

英文学科を卒業し、入社を決めたのは藤田建装。なぜ内装建築?と聞かれることも多いけれど、社長の話を聞いた時に心が動いた。お客様第一主義で、いいものをより安くという考え方。商売においてはあたりまえかもしれないけれど、それを愚直にやり続け、他者には真似できない強みを磨き上げ、業績を伸ばしている会社にビジネスの本質を見た。今は、上海の家具工場との間に立って、現場からの発注を受けたり、外部のお客様に家具を販売する仕事をしている。海外を相手に仕事ができるとは思っていなかったから、うれしさもひとしおだった。ちょっとした文化や考え方の違いにつまづくこともあるけれど、それも成長の材料。むしろ歓迎だ。

2015年、ニューヨークで大人気のハンバーガーショップが日本に上陸した。オープン後、連日数時間の行列をつくったそのショップの内装を手がけたのは藤田建装だ。私は窓口担当。実際にニューヨークに足を運び、その理念やコンセプトを直に聞いた。そして、現地のショップを見て回り、デザインや考え方を知った。デザイナーと話をしながら、日本でやるならこの方がいいと意見を交わす。そうやって完成した店舗。オープンを待ちわびながら並ぶ人の列を見て、改めて期待の大きさを知った。今の時代、言うまでもなくビジネスに国境はない。海外から日本へやってくる会社、日本から海外へ出て行く会社。その足がかりになることで、世界をもっと身近にしていきたい。

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